中日「ビシエド1番」の奇策も実らず4連敗 リーグ唯一後半戦全敗 助っ人3打席で強制終了 最後は代打・溝脇が凡退

 1回、DeNAに先制を許した中日先発の小笠原(中央)
 5回、DeNA・桑原(右)に本塁打を浴びた小笠原
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 「中日ドラゴンズ3-5横浜DeNAベイスターズ」(25日、バンテリンドーム)

 中日は立浪監督が1番に来日初めてビシエドを起用するなど奇抜なオーダーで臨んだが、DeNA今永の前にわずか1得点。九回に反撃したが、初回の4失点も大きく響いての4連敗でセ・リーグでは唯一の後半戦全敗チームとなった。

 初回に先発の小笠原がつかまった。5本の長短打を浴びて一挙4失点。先発の大黒柱がいきなり大量ビハインドを背負うと、DeNAの好投手・今永に打線は凡打の山を築いた。

 ビシエドはここまで打率・232で得点圏打率は・163と低迷。助っ人の力を生かすための起用と考えられる。来日から903試合に出場してきたが、1番起用は2016年の中日入団後、初めてだった。

 しかし1番でも3打数ノーヒットに終わり、投手交代の際にベンチへ退いた助っ人。打線は大島の犠飛で1点をかえし、九回に2番手の森原を攻め立てたが2点止まり。最後は2死満塁と一打同点の好機を作ったが、代打・溝脇が倒れた。初回の大量失点が響く形で敗れた。

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