13連敗の新庄監督「全部、僕の責任」必死に選手鼓舞「歯を食いしばって」「ガンガン振ってくれたら」

 9回、伏見が二飛に倒れ13連敗を喫した新庄監督(後方)は帽子を深くかぶり引き揚げる(撮影・開出牧)
 13連敗を喫し引き揚げる清宮(後方左から2人目)ら日本ハムナイン(撮影・開出牧)
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 「東北楽天ゴールデンイーグルス3-1北海道日本ハムファイターズ」(25日、楽天モバイルパーク)

 日本ハムが競り負け、39年ぶりとなる悪夢の13連敗。84年の球団ワーストの14連敗まで、あと1となった。

 試合後、新庄監督は自ら口を開き「どうあがいても勝てない時は初球からガンガン打つとか。自信を持ってスタメンに送り出している。プレッシャー感じず、キャンプくらいの気持ちでいってもらわないと。この壁はぶち破れない」とうなずいた。

 打線にあと一本が出ない。7安打を放ちながら1得点。6番に起用したハンソンがブレーキとなり、浅村の2発で3点を奪った楽天に競り負けた。

 敗因の話題に「こういう時は何を言ってもいいわけになる」と選手は責めず。苦しい状況も指揮官は「いろんな経験をして。歯を食いしばって。ああいう時もあったよね、と話せるように。今は耐えるしかない」と、必死に若いチームを鼓舞し続ける。

 屈辱の球団ワーストまであと1も、「そういうのもう関係ない」と苦笑い。前向きに語り続け、「爆発してくれる選手が必ず、そういう選手がひとりふたり出てくる。待つしかない。やるのは選手。悔しい、情けない、勝つという気持ちを前面に出してガンガン振ってくれたら。勝つ負けるは全部、僕の責任なんで、選手は思いきって」と背中を押した。

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