ソフトバンク・有原 自らの黒星で始まった連敗を12で止める 「重圧もあったが、自分に集中した」

 「オリックス・バファローズ0-5福岡ソフトバンクホークス」(25日、京セラドーム大阪)

 自らの黒星から始まり、12まで伸びた連敗の終止符を打った。ソフトバンク・有原は3季ぶりとなる、日本球界復帰後初の完封勝利。首位を走る強力なオリックス打線に三塁を踏ませず、6安打で今季最多の11三振を奪い「重圧もあったが、自分に集中した。勝てて良かった」と汗を拭った。

 序盤は打たせて取る投球がさえた。一回、先頭の中川圭の三ゴロを処理した栗原の一塁送球がそれて失策で出塁。いきなりの味方のミスに「カバーしないといけない」と奮起した。1死後、3番の紅林を速球で詰まらせて遊ゴロ併殺に切る。二、三回も安打を許しながら併殺打を打たせた。四回以降は「落ちる球が良かった」と、奪三振を量産した。

 「僕から始まった連敗。球数が増えても全部いく気持ちで投げた」と、強い決意で九回まで仕事を全うした。今季3度目となった相手エース山本との投げ合いに勝利。終盤に打線の援護も受け、輝きを放った右腕は「チーム全員の勝利」と満足そうな笑みを見せた。

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