ロッテ・佐々木朗希が登録抹消 全治2カ月の左内腹斜筋損傷 長引けば今季絶望も
ロッテの佐々木朗希投手(21)が25日、千葉県内の病院で左内腹斜筋損傷と診断され、出場選手登録を抹消された。吉井監督は「復帰までには2カ月かかるというお医者さんの話だった」と説明した。
右腕は球宴から中4日で24日・ソフトバンク戦(ゾゾ)で先発し、6回を93球4安打1失点。90球目に違和感を覚えたという。指揮官は「ベンチに戻って、だんだん痛みが増してきたみたいです」。規定投球回に到達し、さらに奪三振部門&防御率で2冠となったばかりでの悪夢だった。
今後の復帰プランについては「彼の回復力がどんなものかによる。治ったと思ってもちょっと怖くて引っ張るところなんで。しばらくはお休みです」と慎重な姿勢だ。長引くことになれば、レギュラーシーズン中の復帰も難しくなる。
後半戦のスタート直後に、ここまで7勝を挙げている大黒柱の痛恨の離脱。それでも指揮官は「いるメンバーでやるしかない。あんまり好きな言葉ではないがピンチはチャンス。若い子にチャンスが増える。頑張っていきたい」と前を向いた。