浦和学院が準決勝進出 死去の三浦先生にささげる1勝 森大監督「コーチとして一番の存在だった」 

 「高校野球埼玉大会・準々決勝、浦和学院7-0埼玉栄」(25日、大宮公園野球場)

 三浦先生、見ていますか-。浦和学院が埼玉栄に快勝し、準決勝進出。24日に死去した、同校OBでコーチだった三浦貴さんにささげる弔い星となった。

 森大監督(32)は「自分にとって兄弟子。最後まで支えてくれていた」と言葉を絞り出せば、森士前監督(59)も「熱い指導者。コーチとして一番の存在だった」としのんだ。チームにとって大きな存在だった。

 三浦さんは今年4月にも、特守と特打で熱心に指導する自身の姿をYouTubeで配信していた。この日は失策はゼロで、打線も力強い打球を連発。恩師の教えを存分に生かした。2本の二塁打でチャンスメークした三井雄心内野手(3年)は「チーム全体としても良い雰囲気で勝てた」とうなずいた。

 選手には訃報は試合後に伝えられた。「今の浦学には三浦先生の魂が宿っている」と森大監督。甲子園まであと2戦、負けられない理由がそこにある。

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