日本ハム・加藤豪が54日ぶり弾「スタンスをスパイク1個分狭く」新庄監督のアドバイス的中

 試合前の練習で加藤豪(右)に打撃指導する新庄監督(撮影・開出牧)
 6回、右越えソロを放ちベースを回る加藤豪(撮影・開出牧)
 6回、右越えソロを放ちナインとタッチを交わす加藤豪(左手前)にOKポーズを見せる新庄監督(右後方)=撮影・開出牧
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 「東北楽天ゴールデンイーグルス5-9北海道日本ハムファイターズ」(27日、楽天モバイルパーク)

 13連敗から脱出した日本ハムが大勝。先発全員安打&今季最多の15安打の猛攻で7月4日以来の2連勝、6月16日からの中日戦に3連勝して以来9カードぶりの勝ち越しを決めた。

 2試合続けて1番で起用された日本ハムの加藤豪は6月3日の巨人戦以来54日ぶりとなる5号ソロ。4点差とされて迎えた六回、楽天2番手石橋に対しフルカウントからの内角直球を右翼スタンドに運んだ。

 「打撃練習中に監督から初めてバッティングのアドバイスをいただいて、それが自分がきょうトライしようと思ったことと同じことだったので、自分のバッティングの感覚と監督が見ている感覚が一致していて、本当に感謝ですね」と振り返った。

 試合前練習中に新庄監督が加藤豪のもとに歩み寄った。「ちょっとスタンスをスパイク1個分ぐらい狭めにして」とアドバイス。新庄監督はその理由を「構えたとこから前に行かないからバットにパワーが伝わらない。外野フライになるケースが多かった。前に、気持ちだけでも前に前に」と解説した。

 加藤豪は「スタンスを狭くして、そしたらちょっと(状態が)立つじゃないですか。自分も立とうと思っていて、きょうは狭めようと思っていた。自分がプロ10年目になってずっと感覚とか持っている中、監督は自分を100打席ぐらい見てつかんで。すごいと思った」と明かした。

 新庄監督は「これでまあ、乗ってくれるんじゃないですか」と期待する。後半戦以降、2番から5番まで固定する中で、1番打者は未定。逆輸入ルーキーがその座に名乗りを挙げた。

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