浦和学院が2年ぶり15回目の聖地切符 判定覆り貴重な追加点をもぎ取る

 甲子園出場を決めて喜ぶ浦和学院ナイン(撮影・佐々木彰尚)
 甲子園出場を決めた浦和学院・森監督(撮影・佐々木彰尚)
 甲子園出場を決めて応援席に駆け出す浦和学院ナイン(撮影・佐々木彰尚)
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 「高校野球埼玉大会・決勝、浦和学院7-2花咲徳栄」(28日、大宮公園野球場)

 浦和学院が花咲徳栄との決勝を制し、2年ぶり15回目の甲子園出場を決めた。

 同点の四回、打者一巡の猛攻を仕かけた。内野安打と四球で2死満塁の絶好機を呼ぶと、打線がつながった。3番・喜屋武夢咲外野手(3年)が2点適時右前打で勝ち越し。決勝打とし、何度も右拳を強く握り喜びを爆発させた。

 大盛り上がりのスタンドの応援団もテンポアップ。エールに応えるように後続も連打でつなぎ、2点を追加。一挙4点のビッグイニングを生みリードを拡大した。

 さらに5-1の六回。切り込み隊長の小林聖周外野手(3年)が放った中越えの三塁打と2死球で1死満塁。4番打者の三ゴロで、三走・小林が生還した。その際、小林は一度、本塁でタッチアウトの判定が下されたが、審判団の協議の末、判定が覆りセーフに。決死のアピールで貴重な追加点をもぎ取った。

 投げては五回から登板した渡辺聡之介投手(3年)が、八回まで無失点の力投。聖地切符を手にした。

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