栗山英樹氏が夏の甲子園で始球式 入場行進の先導役は水泳&野球の“二刀流”高校球児・光永さん
日本高野連は28日、8月6日から行われる今夏の第105回全国高校野球選手権大会の始球式を、3月のWBCで侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹氏(62)が務めることを発表した。
栗山氏は「日本野球の原点で聖地であり、子供の頃からあこがれ続けた甲子園に立たせていただくということには感謝の思いしかありません。この夏にかけて戦ってきた日本全国のすべての高校球児に敬意を払い、これからも継承されていく高校野球の輝かしい未来を願って始球式に臨みます」とコメントした。
また、入場行進の先導役を日本大学豊山高校野球部3年の光永翔音さんが務めることも決定。光永さんは野球と競泳の二刀流で活躍。昨年の高校総体で水泳では3冠を達成し、野球ではこの夏の東東京大会で4番打者としてチームのベスト8に貢献した。
その他、今大会から、女子部員がノッカーを務めることも可能になることや5回3アウト成立時から10分間のクーリングタイムを実施することなども正式に発表された。