巨人戦 車いすテニス男子の小田凱人が始球式「テニスよりも緊張した」

 始球式に登板したプロ車イステニスプレーヤーの小田凱人(撮影・佐藤厚)
 始球式を務める小田凱人
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 「読売ジャイアンツ-中日ドラゴンズ」(28日、東京ドーム)

 15日にテニスのウィンブルドン選手権・車いすの部の男子シングルスで初優勝を果たした小田凱人(17)が始球式に登場した。

 戸郷に投球指導をしてもらってマウンドに上がり、左投げから投球。93キロの力強いボールは1バウンドで捕手・大城卓のミットに収まった。原監督などベンチのナインも拍手を送る中、グラウンドを後にした小田は「練習では1バウンドすることなく投げられていたんですけど、やっぱりあの場に立つと緊張するんだなって。テニスでもグラウンドスラムの決勝とかを経験してきましたけど、迫力がすごかったです。テニスよりも緊張しました」と笑顔を見せた。

 小田は今年の全仏の男子シングルスで四大大会史上最年少優勝を果たし、7月にはウィンブルドン選手権でも初優勝した。現在は四大大会2連勝中。「9月にUSオープンがあるので、ここまで来たら、流れでいったら良い流れだと思うので、3連続っていうのは、今年の初めでは想像してなかったところでもあるので、1カ月間しっかり練習して頑張りたいと思います」と全米オープン制覇へ意欲を示した。

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