日本ハム・伊藤が自己最短3回KO 押し出し四球に「もったいなかった」挟殺タッチ空振り判定には「触れたと思うんですけど」

 3回、野口に押し出し四球を与え、うつむく伊藤(撮影・中島達哉)
 2回、三走・若月の本塁アウトがリプレー検証の結果判定が覆り、天を仰ぐ新庄監督(中央)=撮影・中島達哉
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 「北海道日本ハムファイターズ3-4オリックス・バファローズ」(29日、エスコンフィールド)

 日本ハムの13連敗後の連勝が3で止まった。先発の伊藤が自己最短となる3回4失点でKO。打線も九回1死満塁のサヨナラ機に、清宮が痛烈な一打は二ゴロ併殺となった。

 伊藤は3回80球を投げて5安打4失点、3四球の内容。「ボールも問題無かったですし…何ですかね。気持ちの問題かもです。勝つためのピッチングを考えていましたけど、なかなか噛み合わずという感じですね」と振り返った。

 二回に中川圭、宗、若月の3連打などで2点を失い、さらに1死三塁からの挟殺プレー。伊藤の三走・若月へのタッチは「触れたと思うんですけど」と明かしたが、アウトの判定がリプレー検証の末にノータッチ判定されて、この回3失点となった。

 味方が1点差とした直後の三回には2死からの連打と2者連続四球で押し出しの1点を献上。「意識もしてしまいましたし、点を取った後は。そこは大胆にいけなかった。2アウト取ってからなのでもったいないかなと思います」と話した。

 建山投手コーチは「次もいつもの間隔で行ってもらうと思いますけど、打たれたというか、そういうことを反省して、常に次に向かわなきゃいけない」と言う。伊藤も「急に制球が定まらなくなるとかそういう部分だけ注意して、1イニング1イニング、後先見すぎずに全力で投げられたらなと思います」と誓った。

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