履正社が大阪桐蔭を完封で下し、19年以来4年ぶり5回目となる夏の甲子園出場

 大阪桐蔭相手に完封勝利を挙げ、優勝を決めた履正社・福田幸之助は雄たけびを上げる(撮影・北村雅宏)
 大阪桐蔭を完封して優勝を決めた履正社・福田(左から3人目)は歓喜の表情(撮影・北村雅宏)
 4回、2点適時打を放つ履正社・野上(撮影・北村雅宏)
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 「高校野球大阪大会・決勝、履正社3-0大阪桐蔭」(30日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 履正社が大阪桐蔭を下し、19年以来4年ぶり5回目の甲子園出場を決めた。大阪桐蔭は3年連続での夏の甲子園出場を果たせなかった。

 二回、先頭の西田大志外野手(3年)が中前打で出塁すると、敵失も絡めて1点を先制。四回には2死満塁から9番・野上隼人捕手(3年)が左前へ2点打を放ち、貴重な追加点を奪った。

 投げてはプロ注目の150キロ左腕・福田幸之介投手(3年)が9回を投げて無失点の好投。大阪桐蔭打線を五回まで1安打に抑えて試合の流れを呼び込むと、六回には無死一塁のピンチを背負ったが、後続を抑えて得点を許さなかった。

 昨夏の決勝は0-7で大阪桐蔭に敗れ、甲子園出場はならず。この試合前まで決勝では4度対戦し、全敗だった。

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