ヤクルト・塩見「なんなら1位になっちゃって」 お立ち台で13・5差大逆転を誓う SNSも「なんなら」で大沸騰
「東京ヤクルトスワローズ7-4横浜DeNAベイスターズ」(30日、神宮球場)
ヤクルト・塩見泰隆外野手がお立ち台で、驚異の逆転優勝&日本一を宣言し、神宮球場のヤクルトファンを沸かせた。
初回1死三塁から先制の中前適時打。三回にも中前打を放ち、五回にも中前打。下半身のコンディション不良から27日に1軍に再昇格し、今3連戦では12打数7安打の打率・583、1本塁打、2打点と大暴れし、カード勝ち越しに貢献した。
リーグ3連覇を狙う昨年のチャンピオン。52試合を残して、首位・阪神を13・5ゲーム差で追いかける苦しい展開だが、塩見は「後半戦まだまだ50試合ぐらいあるので、これからしっかり連勝に連勝を重ねて、なんなら1位になっちゃって。日本シリーズに行って日本一いきたいなと」と叫ぶと、右翼席を中心とした神宮球場の燕党からは大歓声が飛んでいた。
SNSでは「なんなら日本シリーズ連れて行って」「なんなら逆転優勝」「なんなら大風呂敷広げちゃって」「なんなら実現して!」「すわほー」「ふざけてるのか真面目なのか分からんけどお願い!」といったコメントが集まっていた。
3連戦で3、4番を組み、共にマルチ安打を放った村上は「よく塁に出てくれるので頼もしい」と笑顔。高津監督は「(打ち過ぎて)こっちも怖いです」と冗談を飛ばしながらも、「ムネ(村上)の前に彼がいるのは非常に大きい」と塩見の存在感を再確認していた。