DeNAが5位・ヤクルトにカード負け越しで巨人が0・5差に接近 Bクラス目前に三浦監督「まだ終わりじゃない」と前を向く
「東京ヤクルトスワローズ7-4横浜DeNAベイスターズ」(30日、神宮球場)
DeNAが投打にもうひと踏ん張りできず、5位・ヤクルトにカード負け越し。三浦監督も「もうひと踏ん張り、もうひと押し」と言葉を絞り出した。
先発・石田が5回持たずの内容だった。初回から連打を浴びるなど、いきなり2失点。二回以降は立ち直ったかに思われたが、四回楠本のソロ本塁打で1点差に詰め寄った直後にすぐさま2失点。4回4失点といい流れを作れずに、三浦監督も「コースは横からであれですけど、真ん中、真ん中に集まりすぎたのかなと思います」と振り返った。
また負け展開ではあったが、1点差の八回には勝ちパターンの伊勢を投入。逆転を目指す采配も、伊勢が1/3回を2失点と踏ん張れず、「まだ攻撃が残っていましたから、最少失点でいきたいところでしたけど、ちょっとカウント負けをしたかなと思います」と最後まで流れをつかめなかった。
7月は月間8勝13敗1分と大きく負け越し。首位猛追を目指した中で、阪神とは5・5差に広がり、4位・巨人には0・5差まで接近された。8月1日からは広島、阪神と上位チームとの対戦が続くだけに、三浦監督は「負け越しましたけど、まだ終わりじゃないのでね。今日できなかったもうひと押し、もうひと踏ん張りというところを来週は上位のチームと当たりますから、やっていけるようにしていきます」と前を向いた。