元巨人・山口俊氏が6年前の泥酔暴行事件の真相を激白「お酒飲んでなければ我慢できていた」

 プロ野球解説者の槙原寛己氏が29日、自身のユーチューブ「ミスターパーフェクト槙原」を更新。元DeNA、巨人の山口俊氏が出演し、巨人時代の2017年に起こった泥酔暴行事件の真相について赤裸々に語った。

 30歳の誕生日を迎えた2017年7月11日。20~30人の仲間が集まり、誕生日会が開かれていた。宙に舞う風船を叩いた際、後ろにあったガラスを割ってしまい、右手を負傷したのだという。右手は投手の生命線でもあり、即座に病院に向かったのだが、そこで問題が発生した。

 「何度か行ってる病院で、(これまでは)個室に通してもらってたんですよ。なので『個室に通してもらっていいですか?』って言ったら、相手の警備員が威圧的で…。僕もお酒が入ってたんで、『そんな言い方ないでしょ』みたいな感じで。で、警備員の方から、僕に突っかかってきたんですよ」と、顔を突き合わせる距離でにらみ合いになったのだという。

 山口氏は続けて「結局、胸で押し合いになって。そりゃ体は僕の方がデカいんで」と、押し合ううちに相手の背中が壁に当たる形になり、「それが僕が暴行って言われてるところなんですよ」と真相を告白した。「表では殴ったじゃない、蹴ったじゃない、病院の壁壊したとか言われてるんですけど、実際はそんなのは1ミリもないんですよ」と“無罪潔白”を強調した。

 事件発覚から6年たった今、告白した理由については「現役中に弁解しても意味ないんで」としつつ、「そういう原因を起こしたのは自分なんで。お酒飲んでなければ我慢できていたと思うので。でも、報道に関しては、あることないこと言うなよ、というのが強かったですね」と振り返った。最終的には警備員側から出された被害届を警察が受理したことで示談となったことも明かし、「警備員に倒された時点で警察を呼んだんですけど、『30分かかる』って言われたんで、30分も待ってらんねーよ、ふざけんなよって帰っていったんですけど。何かあったら、警察が来るまでは現場から離れてはダメなんだということに気づきました。僕が悪いってことになってたんで」と語った。

 山口氏は当時、球団からシーズン終了までの試合出場停止処分と罰金、減俸処分も科された。

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