元巨人の江川卓氏が３１日、自身のユーチューブ「江川卓のたかされ」を更新。西武、レッドソックス、中日などで活躍した松坂大輔氏が出演し、平成の怪物と呼ばれた松坂氏が、令和の怪物と称されるロッテ・佐々木朗希投手について「ＷＢＣを経験したことで、さらに一回り大きくなった」という印象を語った。

　ＷＢＣ前は「まだなんか若くて、将来性豊かなこれからのスター選手という感じだったんですけど、あのＷＢＣを経験して誰もが認める存在になって、佐々木投手の中でも自覚みたいなものが強くなったなという感じがしました」と、世界一奪還を目標に掲げた大会で夢をかなえ、頂点を極めたことで、野球人としてステップアップしたと実感したという。

　佐々木朗は現在、左脇腹の肉離れで戦線離脱中だが、松坂氏は佐々木朗に求めるものについて「１年間投げるタフさですかね」とし、続けて「よりバッターが攻略しづらそうなピッチャーになっていくんだろうなと。余力は十分感じますね」と伸びしろの大きさを語っていた。