花巻東 注目の佐々木麟太郎は「6割くらい」父の佐々木監督明かす「背中の痛みもあって体重が」初戦は宇部鴻城

 抽選会を終え、席を立つ花巻東・佐々木(撮影・中田匡峻)
 抽選会に参加した花巻東・佐々木麟太郎(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日、大阪市内)

 高校通算140本塁打を誇る注目のスラッガー・佐々木麟太郎内野手(3年)を擁する花巻東(岩手)は大会第3日第1試合で、宇部鴻城(山口)と対戦することが決まった。

 佐々木洋監督は「相手は全然見たことがなくて、さっき雑誌で見たくらい。ピッチャーはサイドだと聞いた。(岩手大会では)サイドにはまってきたので心配でしょうがない」と感想。ただ、野手陣は関西入り後も行きつけのバッティングセンターに通うなど「練習ができているのでバッティングも上がってきている」と決戦に向けて準備を続けている。

 主砲・佐々木麟の状態については、「6割くらい。戻ってきているのは戻ってきているけどマックスではない。関西に入った日よりも大分よくなっているので、もう少し日程があればと思っていたけど…。背中の痛みもあって体重がうまく後ろに残らなくて角度が上がらなかったけど、修正して上がってきている。初戦までにもう少し修正したい」と指揮官。大注目のスラッガーだけに、相手からの徹底マークも予想されるが、「周りの対策より今は自分の調子を上げる方が優先なのかなと。とにかく自分の間ができてしっかりとした形で振れればそこそこボールは飛んでいくと思うので、そこまで調子を戻したいなと思います」と話した。

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