沖縄尚学ナインが無事に伊丹空港へ到着 台風6号の影響で来阪できず 抽選会では特別措置で大会6日目に初戦
日本高野連は3日、台風6号の影響で大阪入りが遅れていた沖縄尚学ナインが伊丹空港に到着したことを発表した。この日行われた抽選会では大会5日目以降に初戦を迎えられるよう、特別措置がとられていた。
比嘉監督は抽選後、「無事に来てくれれば」と語っていた。先に移動していた比嘉公也監督、大城英健部長、佐野春斗主将が抽選会に参加し、10~12日実施予定の大会第5~第7日に限定して最初にくじを引いた。第6日の第1試合で三重代表のいなべ総合学園との初戦が決まった。
比嘉監督は「5日目以降にしていただいてすごくありがたい」と日程を調整した大会本部の配慮に感謝した。監督、部長、主将の3人が7月31日の午後に移動したことは、旅行会社の好判断だったという。
「31日の午前に(雨天のため)体育館で練習していたところへ、旅行会社から『今すぐ行った方がいい』と連絡があった」と同監督。練習を切り上げ、ナインに見送られて帰宅した佐野は「まったく用意していなかった」と大慌てで荷物をまとめ、監督らとともに同日の最終便に飛び乗ったという。
来阪後は1人で練習を重ねていたが、無事に他のメンバーも到着。自然の猛威を乗り越え、初戦に向けて調整を進めていく。