仙台育英 連覇へ初戦相手は浦和学院!いきなり屈指の好カード 山田主将「受け身になったら負ける」
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日、大阪市内)
第105回全国高校野球選手権大会(6日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、連覇を目指す仙台育英(宮城)は浦和学院(埼玉)と初戦を戦うことが決まった。
昨夏覇者の仙台育英は、第1日第3試合で浦和学院と対戦。屈指の好カードに、会場の他校ナインからもどよめきと歓声が起こった。夏の甲子園では過去2度の対戦とも初戦。阪神の熊谷や馬場を擁した13年は11-10で打撃戦を制して浦和学院の春夏連覇を阻止し、須江航監督(40)が甲子園で初めて指揮した18年は、0-9で敗れた因縁の相手だ。
県大会で一度も相手にリードを許さず優勝した浦和学院に対して、埼玉出身の須江監督は「とにかく強い。本当に優勝候補だと思ったところに当たった」と気持ちを引き締めた。山田脩也主将(3年)も「受け身になったら絶対に負ける。初回から攻めてやろうと思う」と意気込む。
エース右腕の高橋煌稀(3年)ら150キロ台を投げる好投手を複数そろえる。「僕らは経験というちょっとだけアドバンテージがある。強い相手も甲子園に慣れる前に当たりたいから、初戦でよかった」と指揮官。目指すは04、05年の駒大苫小牧以来となる大会連覇。まずは初戦で王者の貫禄を見せる。