連覇狙う仙台育英がV候補筆頭 浦和学院、履正社、聖光学院が同ブロックの最激戦区 全国高校野球選手権大会展望
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日、大阪市内)
昨夏の初優勝メンバーが多く残る仙台育英(宮城)が優勝候補の筆頭だ。投手陣は高橋、湯田、仁田が150キロ近い速球を誇り、宮城大会は5試合で合計2失点。一度もリードを許さず勝ち上がった。初戦でぶつかる浦和学院(埼玉)は強力打線が持ち味。開幕日の注目カードだ。
仙台育英と同じブロックに入った履正社(大阪)も投打のレベルが高い。昨夏4強の聖光学院(福島)も同ブロックに入り、最激戦区となった。
選抜4強の広陵(広島)はスラッガー真鍋、安定感のある右腕の高尾と投打に軸を擁して頂点を狙う。春季近畿大会を制した智弁学園(奈良)は県大会5戦12本塁打と力強く、慶応(神奈川)も下位打線まで長打が期待できる。花巻東(岩手)の佐々木麟は、甲子園で力を示せるか。