「横浜ＤｅＮＡベイスターズ２－５阪神タイガース」（４日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡが悪夢の逆転負け、首位・阪神とのゲーム差が７へと遠のいた。横浜スタジアムでの阪神戦の連勝も１３で止まった。

　０－１の六回。４番・牧が阪神・村上から２ランを放ち鮮やかに逆転。しかし、その直後にミスから暗転した。

　７回１失点と熱投の先発・東に代わって２番手・伊勢がマウンドに上がった。先頭・森下の三塁前の緩いゴロを三塁・宮崎が内野安打にしてしまう。代走の島田に二盗を許すしたが、今度は捕手の山本が二塁へ悪送球し、三進を許してしまった。何とか２死までこぎつけたものの、ノイジーの打ち取った当たりは無情にも右前へポトリと落ちて同点を許した。

　続く坂本にも詰まりながら右前へ運ばれると、木浪に右越えに２点二塁打を浴び、勝ち越し点を献上。３番手の入江も代打・糸原に適時打を浴びて、この回一挙、４点を失った。

　その裏、２死無走者から満塁のチャンスをつかんだものの、佐野が空振りの三振に倒れて万事休した。