オリックス 今季4度目のサヨナラ負け 2位・ロッテと3差 中嶋監督は「結果のことを言うのもね」と中継ぎ陣を責めず

 6回、投手交代を告げた中嶋監督(撮影・開出牧)
 9回、岸(後方)にサヨナラの左越えソロを打たれぼう然と立ち尽くす阿部(撮影・開出牧)
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 「埼玉西武ライオンズ3-2オリックス・バファローズ」(4日、ベルーナドーム)

 オリックスは中継ぎ陣が打たれ、今季4度目のサヨナラ負けを喫した。連敗となり、2位・ロッテとは3ゲーム差に縮まった。

 1点を追う八回に打線が2点を奪い、逆転。ただ、八回2死から宇田川が中村に同点ソロを献上。九回は1死から阿部が岸にサヨナラ弾を打たれ、20試合ぶりの失点で負け投手になった。

 阿部は「最後は甘かった」と反省し、宇田川も「今日は僕のせいで負けてしまった。また投げる機会があれば、やり返したい」と言葉を絞り出した。

 しかし、ここまで首位にいるのも中継ぎ陣の奮闘は大きい。中嶋監督は「結果のことを言うのもね、そこは違うと思いますし。もう一つ低く(投げる)という意識は常に持ってくれている」と責めることはなかった。

 一方で打線については「いろんなことがありましたけどね。バントもそうですけど、小技系ですかね。スパッと決まらないところに流れの悪さがあった」と指摘。「この時期はそういう(接戦の)ゲームになってきてるので、どのチームとやったって。そこをこっちが何とか勝たないといけない。また明日、もう一回みんなでやっていきます」と切り替えた。

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