慶応・清原Jr.父の“金言”胸に夏聖地 母の故郷・福井県勢倒す「少しでも貢献できたら」

 走塁練習を行う慶応・清原
 入場行進する慶応ナイン(撮影・石井剣太郎)
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 「全国高校野球選手権・開会式リハーサル」(5日、甲子園球場)

 第105回全国高校野球選手権大会の開幕を翌日に控えた5日、甲子園球場で開会式リハーサルが行われ、代表49校のベンチ入りした全選手が入場行進の練習を行った。慶応(神奈川)で西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(2年)も参加。午後からは大阪府内で練習を公開し、夏の甲子園開幕に気持ちを高ぶらせた。

 いよいよ最後の夏が始まる。開会式のリハーサルを終え、「暑かったです…。これが夏の甲子園だなと思った」と清原。春とは違った熱気に包まれ、表情はさらに引き締まっていた。

 午後からはチームで練習を行い、守備、打撃、走塁とみっちり汗を流した。神奈川大会では主に代打で出場し、3打数無安打。この日はフリー打撃で快音を鳴らすなど、「ゆっくりタイミングをとることを意識したら良い打球が出てきた。どんどん調子もよくなっています」とピークを合わせてきている。

 夏の聖地切符をつかみ取ったあとに、父からは「春とは違って暑いし、いい舞台だから悔いなくやってこい」とメッセージをもらったという。初戦は第6日第3試合で、母・亜希さんの故郷でもある福井の北陸と対戦。「(昨秋の)神宮大会を映像で見ていて、良いチームだなと思った。母が育った場所で、よく行っていたので楽しみ。慶応日本一を掲げているので少しでも貢献できたら」。残り少しの期間で、さらに状態を上げていく。

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