夏の甲子園 栗山英樹氏が始球式「WBCより100倍緊張」上田西の投手、土浦日大の打者とも握手 客席からはどよめきと拍手

 開幕試合・土浦日大対上田西の始球式に登場した栗山英樹氏(撮影・伊藤笙子)
 始球式を終え、土浦日大・中本佳吾(左)と握手を交わす栗山英樹氏(撮影・伊藤笙子)
 始球式を終え、相手を務めた上田西・岩下俊輔(手前)のところへ向かう栗山英樹氏(撮影・伊藤笙子)
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 「全国高校野球選手権・開会式」(6日、甲子園球場)

 3月に開催されたWBCで優勝した野球日本代表「侍JAPAN」の監督を務めた栗山英樹氏(62)が開会式後の第1試合前に始球式を行った。

 ヘリコプターで上空から始球式用ボールが投下され、WBCの映像が紹介されると場内から拍手がおこった。セットポジションからの投球はノーバウンドで見事なストライク。投球後は上田西の投手、土浦日大の打者とも握手を交わし、球場から再びどよめきと大きな拍手がわき起こっていた。

 「WBCより今回のほうが100倍くらい緊張した。めちゃくちゃ緊張した」と笑顔で取材に答え「監督の時が、やることがたくさんあるが、今回は期待されているし。プロ野球で初出場した時みたいな気持ち」と振り返った。

 練習については「すみません。ほとんどしていないです。しようと思ってキャッチボールしたら右脇腹が…」と笑わせた。高校球児に対して「われわれ周りは、自分の人生に重ね合わせて『頑張ろう』とか言うが、選手たちは自分の思うとおりにプレーしてほしい」とエールを送った。

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