日本ハム2連敗 また失策から失点 試合前異例の内野守備練習も実らず 五回無死満塁で万波、野村凡退

 3回、打者・近藤に押し出し四球を与えたポンセ(撮影・中島達哉)
 試合前、内野に集まり、飯山内野守備走塁コーチ(左)の話しを聞く清宮(中央左)ら内野陣(撮影・中島達哉)
 3回、柳田の打球を処理し、一塁へ悪送球する奈良間(撮影・中島達哉)
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 「北海道日本ハムファイターズ1-6福岡ソフトバンクホークス」(6日、エスコンフィールド)

 日本ハムが2連敗でカード勝ち越しを逃した。

 またも失策が失点につながった。三回2死満塁から、柳田の緩い遊ゴロを奈良間が処理したが、一塁に悪送球し先制点を献上。さらに先発のポンセが近藤に押し出し四球を与え2点目を失った。ポンセは5回3安打2失点、自責点は0だった。

 チーム失策数は試合前の段階で両リーグ通じてワーストの68。この日は試合前打撃練習を15分早く切り上げて、内野ノックを行う異例の措置を執った。飯山内野守備走塁コーチは「連係のところに時間を割けていない。取れるアウトを確実に取っていこうということ」と説明していた。難しい天然芝の球場でこの日も失策を重ねた。

 打線は四回1死満塁から伏見の一ゴロの間に1点を挙げた。1点を追う五回には2四球と失策で無死満塁の絶好機。だが、4番万波が三ゴロ併殺、5番野村も右飛に倒れ無得点に終わったことが響いた。

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