夏の甲子園 花巻東の怪物スラッガー・佐々木麟太郎が登場【3日目の見どころ】
第105回全国選手権大会は8日、第3日を迎える。第1試合は怪物スラッガー・佐々木麟太郎内野手(3年)を擁する花巻東が登場。第4試合では春夏連続出場の大垣日大と昨夏4強の近江が激突する。各試合の見どころを紹介する。
【第1試合】花巻東(岩手)-宇部鴻城(山口)
4年ぶりの出場となる花巻東の注目は、歴代最多とされる高校通算140本塁打を誇る佐々木麟。聖地初安打、初本塁打に期待がかかる。
宇部鴻城はエース・浅田に注目。その投球術でいかに花巻東打線を抑えられるか。
【第2試合】前橋商(群馬)-クラーク(北北海道)
前橋商の注目は斎藤。県大会では打率・455、チーム最多の13打点を記録した打撃に期待したい。
クラークは主将でエースの新岡がけん引する。北北海道大会では延長十回を完投した翌日に9回完封で甲子園に導いたタフネス右腕だ。
【第3試合】日大山形(山形)-おかやま山陽(岡山)
日大山形の注目は鈴木。県大会では三塁打を2本マークした強打者が、バットで勝利に導く。
聖地初勝利を目指すおかやま山陽は主将・渡辺に注目。県大会では不振に陥っていたが、決勝で勝ち越しの2点適時二塁打を放った。この一戦でも勝負強さを見せられるか。
【第4試合】大垣日大(岐阜)-近江(滋賀)
大垣日大は、高川が打線に勢いを付ける。県大会では3本塁打で打線をけん引。聖地でも好調さを発揮し、阪口監督に甲子園通算40勝目をプレゼントしたい。
近江の注目は、1年時から試合に出場する横田。自身4度目の甲子園は主将としてチームを引っ張る。