鳥栖工、兄弟バッテリーが実現 松延兄弟 兄が捕手で弟がリリーフ登板 いきなり四球も“あうんの呼吸”で三振ゲッツー

 6回、マウンドに集まる鳥栖工の松延兄弟(撮影・高部洋祐)
 マウンドで話をする鳥栖工・松延響(右)と鳥栖工・松延晶音(撮影・石井剣太郎)
 力投する鳥栖工・松延響(撮影・石井剣太郎)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、鳥栖工-富山商」(9日、甲子園球場)

 1-1の同点という5回から鳥栖工では兄弟バッテリーが実現した。

 先発の古沢連(3年)の後を受け、クーリングタイム明けのマウンドに松延響(1年)に2番手で登板。兄で捕手の松延晶音(3年)が構えるミットに投げ込んだ。

 いきなり四球を与えると、すかさず兄の晶音が駆け寄る場面も。テレビ解説の高松商・長尾健司監督も「兄弟しかできないあうんの呼吸がある」と注目していた。

 その直後に兄が強肩を発揮し、三振ゲッツーと兄弟タッグでピンチを断った。さらに次打者を最速143キロの速球で空振り三振に仕留めた。

 「お兄さんが弟を救った。最後は見違えるような投球だった」と話した。

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