DeNA・バウアー 死球の中日・細川に異例の謝罪ポーズ 球宴でタオルを掲げて応援した間柄 動揺隠せず心配そうに視線を送る
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「横浜DeNAベイスターズ-中日ドラゴンズ」(9日、横浜スタジアム)
DeNA・バウアーが中日・細川に左手甲付近に死球を与え、表情を曇らせる場面があった。
四回、2死。完璧な投球を見せていたバウアーだったが、細川への内角球が左手甲付近に直撃した。嫌な箇所への死球に当てたバウアーは動揺を隠せず。心配そうな表情でマウンドを降りかけ、ベンチへ戻る細川に視線を向けた後、うつむき加減に地面を見つめた。
その後、状態を確認した細川がベンチから出て一塁へ戻ると、バウアーは胸に手を当てて頭を小さく下げ、謝罪の気持ちを細川に伝えた。
バウアーは日本で対戦した好打者のひとりとして細川の名前を挙げ、球宴ではホームラン競争で細川のタオルを掲げて応援した。外国人選手が死球を当てた選手に謝るのは珍しいが、当てた箇所が悪かっただけに、心配している様子だった。
出場を続けた細川だったが、五回裏の守備から途中交代となった。