夏の甲子園 第5日はプロ注目スラッガーが続々登場 東海大熊本星翔・百崎、北海・熊谷

 第105回全国選手権大会は10日、大会5日目を迎える。各試合の見どころを紹介する。

 【第1試合】東海大熊本星翔(熊本)-浜松開誠館(静岡)

 東海大熊本星翔は、プロ注目のリードオフマン・百崎に注目。神奈川の強豪・東海大相模から転入し、1年間公式戦に出られない期間を経て、甲子園切符をつかんだ。初の聖地で大暴れする。

 春夏通じて初出場の浜松開誠館は、全員野球で初戦突破を狙う。打線の中軸を担う加藤は静岡大会で8打点をマーク。甲子園でも勝負強さを発揮する。

 【第2試合】明豊(大分)-北海(南北海道)

 明豊はエース・中山が軸。大分大会では21回2/3を投げてわずか1失点と存在感を示した。昨年11月に、チームメートを亡くし、その思いも背負って挑む。

 全国最多の40回目の出場となる北海は南北海道大会で5本塁打をマークした熊谷が打線をけん引する。

 【第3試合】創成館(長崎)-星稜(石川)

 創成館は全員野球で勝ち抜く。投手陣は安定しており、打線は単打でつないで得点を奪う。

 星稜は主砲の近藤が攻守で軸となる。石川大会では打率・538をマークし、捕手としても投手陣を好リード。甲子園でもチームをけん引し、ヤクルト・奥川らを擁して準優勝した19年以来の初戦突破に導く。

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