巨人・原監督がブリンソンの怠慢走塁を一刀両断「非常に恥ずかしいプレー」「私自身の指導不足」
「読売ジャイアンツ2-5阪神タイガース」(9日、東京ドーム)
巨人は阪神に連敗し、99試合目で自力優勝の可能性が消滅した。原監督は「非常に恥ずかしいプレーでしたね」とブリンソンの怠慢走塁を一刀両断した。
「申し訳ないね。われわれの指導不足だね。本当に志す少年達にも、すべての野球人に対して、なんていうか、私自身の指導不足ということですね」
五回1死からビーズリーの直球を捉え、打球はセンター後方へ高々と舞い上がった。一発を確信した助っ人はバットを放り投げ、ゆっくりと“確信歩き”を見せた。しかし打球はフェンス最上部に当たって近本のもとへ。ボールは二塁へ送球され、ブリンソンは一塁に釘付けとなった。
滞空時間が長かっただけに、間違いなく長打となっていた打球。その後、2死から門脇の安打で三塁まで進んだが…二塁にいれば先制点が入っていた確率が高かっただけに、痛いミスとなった。
延長戦の末に敗れ「3点目が重かったってところですね」と振り返っていた。