ロッテ・沢村が長期離脱 脳の血管痙攣で激しい頭痛の症状「可逆性脳血管攣縮症候群」検査入院で判明
ロッテは10日、沢村拓一投手(35)が可逆性脳血管攣縮症候群と診断されたと発表した。7月下旬ころから頭痛の症状を感じ、コンディション不良のため、2日に登録抹消。検査入院し、7日に退院したという。
沢村は日米通算1000投球回を達成した7月30日のソフトバンク戦で延長十回に登板し、サヨナラ負けを喫していた。
今後は8月末まで高強度の運動は禁止とし、その後、問題なければ通常練習を再開する予定。現在はZOZOマリンスタジアムでジョギング、キャッチボールなど軽い運動を行っているという。
沢村は球団を通じて以下の通りコメントした。
「脳の血管が痙攣を起こし、激しい頭痛を起こす症状ですが、完治すると説明を受けていますので、しっかりと向き合いながら治療をしていきたいと思います。この大事なタイミングで、マウンドで投げることが出来ないのはとても悔しいですが、ベストパフォーマンスを発揮するために今はまず治すことが大事だと思っています。幸い、MRI画像上の所見では改善傾向にあるとのことですので、ファンの皆様とグラウンドで再会できる日を楽しみに治療に取り組んでいきます」。