星稜 乱調の武内は悔し涙「自分の準備不足だったと思う」今後は白紙「こんな結果ですし…」

 創成館ナインに声をかけ、握手を交わした星稜・武内涼太(撮影・中田匡峻)
 創成館に敗れ、グラウンドから引き揚げる星稜・山下智将監督(左)=撮影・高部洋祐
 創成館に敗れ、悔しそうな表情で校歌を聞く星稜・山下智将監督(右)と星稜・谷村誠一郎部長(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、創成館6-3星稜」(10日、甲子園球場)

 星稜は2年連続の初戦敗退。昨年に続いて、序盤の大量失点が響いた。

 先発の武内涼太投手(3年)が打者12人に5四球を与え、2回途中6失点で降板。九回には打者として2ランも放った武内だったが、試合後は悔し涙を流して頭を抱えた。「自分の準備不足だったと思う。真っすぐの状態は良かったが、ストライクゾーンで戦えなかった。それが一番」と悔やんだ。

 チームは昨夏も1回戦で愛工大名電に14-2で初戦敗退。注目右腕は甲子園で力を発揮できず、「3年間でやってきたつもりだったが、足りなかったのが今日の結果だと思う」と落胆を隠せず。今後については「自分自身、こんな結果ですし、山下先生と話し合って決めたいと思います」と語った。

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