中日OBの牛島和彦氏と中尾孝義氏が最下位に沈む立浪竜に提言 浮上への近道は
ユーチューブの「ピカイチ名古屋チャンネル」が9日に更新され、中日OBの中尾孝義氏と牛島和彦氏が出演し、最下位に沈む古巣が浮上するために提言した。
中尾氏は「勝ち試合を負け試合にしないこと」とし、具体的には「いくら強いチームでも3分の1は負ける。弱いチームでも3分の1は勝つんですよ。残りの3分の1をどうするか。その中でどっちに転がるかというゲームを監督、コーチ、選手を含めて、どれだけ勝ちに持っていけるか」が浮上への近道だとした。
2005~06年に横浜で監督を務めた経験を持つ牛島氏は「今のドラゴンズに対してではないですが、僕が監督の時ですけど、調子が悪い時は必ずありますから。調子が悪いときにああだこうだ言っても仕方ないんで、そういう時は選手のミーティングで『できることを毎日コツコツやっていこう』と言ってましたね」と振り返り、横浜監督時代のエピソードとして「右打ちの場面でインサイドに球が来たら、思い切って引っ張っていいと言ってました。アイツ野球知らんなと言われたら、『監督に言われました』と言え」と伝えていたことを明かした。全てではないにしても、結果に対して選手が責任を負うのではなく、監督が責任を負うことで、若い選手が腹をくくって思い切ってプレーできることもあると語っていた。