巨人ドラ1・浅野 通算5打席目でプロ初安打 「素直にうれしいです」 バットを折りながらもしぶとく左前へ 一塁ベース上では会心の笑顔

 5回、浅野が左前打を放つ
 4回、ソトの右翼への打球を捕球する浅野(撮影・佐々木彰尚)
 円陣を組み声出しをする浅野(撮影・佐々木彰尚)
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 「読売ジャイアンツ-横浜DeNAベイスターズ」(11日、東京ドーム)

 巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(18)=高松商=が「8番・右翼」でプロ初のスタメン出場。通算5打席目で初安打をマークした。

 三回先頭打者となった第1打席。DeNA先発左腕・東を相手に三ゴロに倒れた。五回の第2打席は1死一塁の場面で迎えた。1ストライクから左腕の145キロ直球を捉え、バットを折られながらも左前に運んだ。本拠地は大きなどよめきに包まれた。鈴木一塁ベースコーチからグータッチで祝福されると、浅野もベース上で会心の笑顔で応えた。記念球はDeNA内野陣を経由して、一塁側ベンチに届けられ、大久保コーチから原監督に渡り、最終的に浅野と同期の門脇に渡された。

 浅野は「素直にうれしいです。詰まったのでどうなかと思いましたけど、落ちてくれて良かったです。これからもチームのためにヒットを積み上げていけるように頑張ります」とコメントした。

 浅野は7月7日にプロ初昇格し、代打でデビューした8日・DeNA戦(東京ド)から3打席連続三振。7月21日に出場選手登録を抹消されて2軍で調整を続け、この日、1軍に再昇格したばかりだった。

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