夏の甲子園 大会7日目は注目カード続々 大トリで九州国際大付・佐倉が登場 仙台育英-聖光学院は第4試合
第105回全国野球選手権大会は12日、大会7日目を迎える。入場チケットは前売り段階で完売。各試合の見どころを紹介する。
【第1試合】ノースアジア大明桜(秋田)-八戸学院光星(青森)
ノースアジア大明桜は土田が打線をけん引する。秋田大会ではチームトップの8打点をマーク。勝負強い打撃で初戦突破に導く。
八戸学院光星は、岡本、洗平の2年生左腕2人を軸に、守備からリズムを作る。打線はU18代表候補の中沢を中心に破壊力がある。
【第2試合】専大松戸(千葉)-東海大甲府(山梨)
専大松戸はプロ注目の最速151キロ右腕・平野を中心に、二枚目以降も好投手がそろう。打線は下位にも力があり、機動力も生かして得点を奪いに行く。
東海大甲府は山梨大会で4試合連続2桁得点をマークした強力打線を誇る。中軸を担う主将・兼松は3本塁打を放った。甲子園でも快音を響かせる。
【第3試合】九州国際大付(福岡)-土浦日大(茨城)
九州国際大付は、1年時から中軸に座る主将・佐倉に注目。福岡大会はノーアーチながらも打率・435と打線をけん引した。
土浦日大は、1回戦で3安打と躍動した太刀川が打線を引っ張る。足も絡めて相手にプレッシャーをかける。
【第4試合】聖光学院(福島)-仙台育英(宮城)
聖光学院は初戦で3番に座り、3安打2打点をマークした杉山が2回戦でも役割を果たす。昨夏準決勝と同カードとなる東北対決でリベンジを果たす。
仙台育英は、鉄壁投手陣に加え、打線も強力。1回戦の浦和学院戦で2本塁打を含む19安打19得点と打線が爆発した。