日本ハムが自滅…再び大台の借金20が目前に 接戦の八回に四球からミスも絡んで3失点 新庄監督ぼうぜん
「福岡ソフトバンクホークス7-4北海道日本ハムファイターズ」(11日、ペイペイドーム)
日本ハムは接戦に敗れ、連勝ならず。借金は再び「19」となり、ワーストの大台が眼前に迫ってきた形だ。
同点の八回、池田が四球から走者を出塁させると、ピッチドアウトのボールをマルティネスが捕球できず二塁へ進塁を許した(記録は盗塁)。ここで三森が放った右中間への打球に対して江越がダイビングキャッチを試みるも届かず。適時三塁打で勝ち越しを許すと、さらにバッテリーエラーなどでダメ押し点を献上した。ベンチの新庄監督も呆然とグラウンドを見つめた。
最終回も先頭打者が出塁するも、続くハンソンが初球を痛恨の二ゴロ併殺打。反撃する姿勢を見せられなかった。
打線は3点を追う五回、簡単に2死となったが、この日30歳の誕生日を迎えた松本剛、五十幡の連打で一、二塁とし、マルティネスが左中間2点二塁打。3連打で1点差とした。
マルティネスは「前の打席から、いい感じのスイングができていました。大事な場面だったので、2倍集中して打ちました」とコメント。試合前の段階で得点圏打率・358の勝負強さを披露した。
さらに七回、1死満塁からマルティネスの遊ゴロの間に同点に追いついた。
先発の上沢は6回を投げて今季ワーストの13安打されながら、4失点。初回に三森に先頭打者同点ソロ、二回には5連打で2点を失った。それでも、毎回安打を許しながら失点を最小限にとどめた。「いろいろと考えながらのピッチングになりましたが、今日は完全に力不足です」とコメントした。