ええっ、伝令が2人も!?専大松戸の持丸監督が珍采配 球場どよめく “追い伝令”登場にナインは笑顔 指揮官は「念を押した」

 7回、専大松戸は伝令2人を送り込み、マウンド上で話し合う(撮影・中田匡峻)
 8回表の守備を終え、ベンチを出る専大松戸・持丸修一監督(撮影・中田匡峻)
 7回、東海大甲府・岡田翔豪(後方)に勝ち越し適時打を浴びる専大松戸・青野流果(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、専大松戸7-5東海大甲府」(12日、甲子園球場)

 念には念をということだったのだろうか。75歳のベテラン監督がユニークな采配をみせた。

 専大松戸(千葉)の持丸修一監督は六回に1点を挙げられ、4-2と追い上げられた1死一、二塁から継投策に。それと同時にマウンドに伝令として小林大輝、清水陽路の3年生2人を時間差で送り込んだ。先に背番号「20」の清水が伝令に入っていたが、あとから“追い伝令”で背番号「13」の小林が入ってくると、マウンド上に笑顔が生まれた。

 珍しい場面に観衆もどよめく。2番手、サイドハンドの青野流果(3年)はコーナーに投げ分けたが、不運な内野ゴロが2本続けて安打となるなどし、試合は4-4となった。

 伝令を同時に2人送るのはルール上問題ないという。

 試合後、持丸監督は伝令について「一つだけアウトに集中しろと。バタバタするんじゃないと言ったんですけど、してましたね」と振り返り、2人出したことについては「念を押した」と明かした。

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