花巻東・佐々木麟、聖地初アーチなるか 智弁学園打線VS本格派右腕の徳島商・森【8日目見どころ】
第105回全国選手権大会は13日、大会8日目を迎える。各試合の見どころを紹介する。
【第1試合】高知中央(高知)-履正社(大阪)
高知中央は、台湾からの留学生・謝が初戦で3安打4打点と打線をけん引。好調をキープし、切り込み隊長としてチームを勢いづける。
履正社は、初戦で先制3ランを放った森田が、2回戦でも快音を響かせる。
【第2試合】智弁学園(奈良)-徳島商(徳島)
智弁学園は、初戦をサヨナラ勝ちした勢いに乗りたいところ。3安打で初戦突破に貢献した知花の打撃に注目だ。
徳島商は、エース・森に注目。1回戦の愛工大名電戦では5安打1失点10奪三振と圧巻の投球を披露した。安定感抜群の右腕が、2回戦突破に導く。
【第3試合】花巻東(岩手)-クラーク(北北海道)
花巻東は主砲・佐々木麟の打撃に注目が集まる。初戦は先制打を放つなど3打数3安打で打率10割をマーク。3安打とも逆方向への流し打ちとなったが、2回戦では甲子園初アーチにも期待が高まる。
クラークはエース・新岡がチームをけん引する。右スリークオーターから多彩な変化球を投げ込み、花巻東の強力打線を封じる。
【第4試合】おかやま山陽(岡山)-大垣日大(岐阜)
おかやま山陽は土井が攻守でチームを支える。初戦の日大山形戦では打っては勝ち越し打、守備では好リードで勝利に貢献。2度目の出場にして甲子園初勝利を挙げた勢いに乗り、2勝目を狙う。
大垣日大は山田が投打で軸。初戦の近江戦では3安打3打点2盗塁、投げては先発として5回途中5安打2失点5奪三振と試合を作った。07年以来の2回戦突破へ、チームをけん引する。