高知中央1年生左腕・横山がハエが止まるようなスローカーブ披露 履正社3番近沢から三振奪い球場喝采 球速表示は46キロ

 7回、履正社・近沢賢虎は46キロの球で空振り三振に倒れる(撮影・中田匡峻)
 7回、履正社・近沢賢虎は高知中央・横山宏伸の46キロの球で空振り三振(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、履正社10-4高知中央」(13日、甲子園球場)

 まさにハエがとまるような遅球だった。高知中央の4番手で登板した1年生サウスポーの横山宏伸投手が「計測不能」の超スローボールで打者を三振に打ち取った。

 高知大会決勝でも登板した横山は2-10の7回に甲子園初登板。履正社の3番・近沢賢虎を84キロのスローカーブや100キロ台のチェンジアップで追い込むと再びスローカーブで空振り三振に打ち取り、球場は沸いた。

 テレビでのスピードガンでは46キロと表示され、もしこれが正解なら甲子園最遅は間違いないが、果たして。

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