「読売ジャイアンツ－横浜ＤｅＮＡベイスターズ」（１３日、東京ドーム）

　巨人・坂本勇人内野手の左中間へのホームラン性の当たりが観客の妨害により、二塁打となる珍プレーがあった。

　５点リードの四回、先頭で坂本は上茶谷のカーブを強振。打球は高々と舞い上がり、左中間フェンスの最上部付近へと飛んだ。当初の判定は二塁打だったが、審判団がリプレー検証を実施。映像では左中間席最前列にいた観客の男性が身を乗り出すようにしてボールキャッチを試み、ボールがフィールド上に落ちており、球場からはざわめきが起こった。

　その後、審判が場内アナウンスで「ただいま観客の妨害がありましたので、オーバーフェンスとせず、二塁打として再開いたします」と説明。すると、二塁ベース上の坂本はずっこけるような仕草を見せ、原監督もベンチを出てきて、苦笑いしながら審判と会話を交わした。