「福岡ソフトバンクホークス３－５北海道日本ハムファイターズ」（１３日、ペイペイドーム）

　日本ハム期待のカルテットが、２日間にわたってアーチ合戦だ。三回にアリエル・マルティネス捕手が１４号先制２ラン。１点差とされた八回には野村佑希内野手が１１号ソロ。前夜の清宮幸太郎内野手、万波中正外野手に続く効果的な２本塁打が試合を決めた。

　新庄剛志監督は前夜は「４人が将来、しっかり打てたら」と４人衆に期待する思いを明かしていた。この日は「１日ずつズレて打ってくれたら最高」と笑いが止まらなかった。

　仲間であり、ライバル。野村は「結果を残した状態でまた４番にいければ」とその座を狙う。マルティネスも「何としても打点を挙げてやるという強い気持ちで臨んでいます」と心強い。

　新庄監督は「いい打線ですよね。相手も嫌な打順だと思ってくれていると思う」とニヤリ。“夢しかない打線”を育て上げる。