智弁学園 同校史上最多タイ18安打で逆転勝ち 小坂監督「しっかり打ってくれた」

 「全国高校野球選手権・2回戦、智弁学園12-6徳島商」(13日、甲子園球場)

 2回戦4試合が行われた。智弁学園は18安打で徳島商に逆転勝ち。

 智弁学園の強力打線が、目を覚ました。徳島商の最速149キロ右腕、森煌から同校の甲子園最多タイ18安打を記録し、12得点。準優勝した2021年以来の3回戦に進出した。

 初回に3点を先制されたが、三回に9番・西川から全員初球打ちの4連打などで同点。五回に勝ち越し、その後も攻め立てた。スプリットは高めを見極め、曲がる前に打つ作戦。小坂将商監督(46)は「研究していた通りにしっかり打ってくれた」と話した。

 一方で、八回の3連続など同校史上ワーストの7失策(これまでは4失策)も記録。奈良大会では計2失策と堅守を誇った。

 八回に右前打をはじく失策を犯した右翼の松本大輝外野手(3年)は、直後の九回1死で「取り返したい気持ちがあった」と高校通算32号となるソロ。この日5打数4安打1打点の1番打者は「勝ち上がるにつれて強いチームとやらないといけない。修正して次に臨みたい」と気持ちを引き締めた。

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