浜松開誠館は無念のサヨナラ負け 北海の超小刻みリレーに屈すも元プロ指揮官「素晴らしいゲームができた」

 9回、サヨナラ負けを喫し、仲間に慰められる浜松開誠館・近藤(中央)=撮影・北村雅宏
 8回、勝ち越しとなる適時打を放つ浜松開誠館・本田(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、北海3-2浜松開誠館」(14日、甲子園球場)

 初出場の浜松開誠館(静岡)は古豪を相手に2度もリードを奪ったが、のべ6人の超小刻みリレーの前に攻めきれず、最後はサヨナラ負けした。

 先発の左腕、広崎漣(3年)は7回途中1失点の好投。しかし、2番手の背番号1、近藤愛斗(3年)が同点の9回1死二塁から塁を埋めることなく勝負に出て右越えにはじき返され、涙をのんだ。

 元中日の佐野心監督は「このチームでこんな素晴らしいゲームができた。楽しい時間でした。選手は逞しくなり、全国でも足りないところはないと感じた」と充実感をにじませた。

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