神村学園・黒木 初回二死満塁ピンチ救って大勝 学校初!夏の1大会2勝「ここは絶対に自分が抑える」

 「全国高校野球選手権・2回戦、神村学園11-1市和歌山」(14日、甲子園球場)

 2回戦3試合が行われた。第2試合は神村学園が市和歌山を下し、同校初となる夏の1大会2勝目を挙げた。3-0の初回2死、四死球で全て塁が埋まったピンチで登板した。黒木陽琉投手(3年)は「ここは絶対に自分が抑える」。フルカウントからの変化球で空振り三振を奪った。そこから8回1失点の好投で、同校初の夏の甲子園2勝を導いた。

 県大会決勝でもロングリリーフで勝利を引き寄せていた左腕。1年生の6月から左肘の疲労骨折など故障に悩んでいた。「野球が続けられるか分からない」と暗中模索でリハビリを続け、昨春に復帰。上半身を鍛えたことで球速が上がり、快投につながった。

 1回戦に続く2桁得点と打線も好調だが、「自分たちは守備のチーム。いい流れを持って来られる投球をしたい」と黒木。同校の夏の最高成績は3回戦。歴史を塗り替える8強に向け、自信を深める勝利となった。

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