日本ハム 新庄采配的中で3連勝 五十幡&マルティネスで先制 固定の中軸も仕事「主役の選手達に聞いて」
「北海道日本ハムファイターズ6-5千葉ロッテマリーンズ」(15日、エスコンフィールド)
日本ハムが逆転勝ちで3連勝を飾った。
試合は初回、11日のソフトバンク戦で野村と交錯し、頭部を強打した五十幡がスタメン復帰。1死から右前打でチャンスメークすると、マルティネスの適時二塁打で先制した。
勝ち越された直後の二回には、加藤豪の適時打で同点に。再びリードを許した五回には、万波の一、二塁間を破る適時打で同点。上川畑の2点適時打で勝ち越しに成功した。
新庄監督は連勝を飾った13日の試合後、すぐに次戦のプランを明かしていた。「例えば五十幡君が2番に入れて出たら、マルティネスが真っすぐを狙いやすくなるし。投手としたら嫌でしょう」。そんな“予言”通りに上川畑の出塁後、マルティネスは1ボールから、144キロをフルスイング。結果に繋げた。
3番に入るマルティネスは、清宮、万波、野村の打順は5試合連続で固定。新庄監督が描いた理想の打線がきっちりと仕事をした。七回にも2死二塁から、万波の中前適時打を放つなど、効果的に得点を重ねた。依然として最下位ながら“形”はできつつある。
一方、先発の加藤貴は5回2/3を投げ、6安打3失点(自責1)で6勝目。以降は小刻みな継投でリードを守った。
試合後、新庄監督は「今日のゲーム僕から言うことは何もありません。主役の選手達に聞いてあげて!」とコメントした。