息詰まる投手戦、沖縄尚学が均衡破る 知花が七回に先制の適時二塁打

 7回、沖縄尚学・知花慎之助が左中間に先制適時二塁打を放つ(撮影・山口登)
 7回、創成館・福森大和は沖縄尚学・知花慎之助に先制適時二塁打を許す(撮影・山口登)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、創成館-沖縄尚学」(16日、甲子園球場)

 8強一番乗りをかけての九州対決は両エースの投げ合い。七回に沖縄尚学が均衡を破った。

 2死から大城和が左前打で出塁すると、今大会4割超えと好調の1番・知花が左中間を深々と破る適時二塁打。両軍0が並んだスコアボードに1を刻んだ。

 沖縄大会から無失点を続けてきた沖縄尚学・東恩納は初戦の完封で40回1/3と無失点イニングを伸ばしていた。この日も6回6安打と毎回のように走者を許しながらも無失点を継続した。

 一方の創成館(長崎)の先発・福盛も6回まで3安打無失点だったが。七回についに失点。初戦の星稜(石川)戦で4回無失点に抑えており、長崎予選から継続してきた無失点がストップした。

 勢いに乗った沖縄尚学は2番手の永本を攻め、大城和の走者一掃の3点二塁打などで4点を加えた。

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