創成館、初の8強入り逃す プロ野球選手を父に持つ福盛が好投も 稙田監督「一番いいゲームできた」
「全国高校野球選手権・3回戦、沖縄尚学5-1創成館」(16日、甲子園球場)
創成館(長崎)は終盤に突き放され、初の8強入りを逃した。
先発・福盛大和投手(3年)は、横浜や近鉄で投手として活躍、メジャーでもプレーした父・和男さんをほうふつとさせる投球で7回1失点と好投。しかし、継投策が裏目に出て、八回に2番手の永本翔規投手(3年)がつかまり、決定的な4点を失った。
それでも5点を追う八回には、その永本が意地のタイムリー。沖縄尚学の無失点男、東恩納蒼投手(3年)が地方大会から続けていた無失点イニングを48回で止めた。
稙田龍生監督は「中盤までは理想的。ビッグイニングが痛かった。福盛はこれまでの経験を出してくれた。一番いいゲームができた」とサバサバと話した。