“広陵のボンズ”真鍋、最後の打席の犠打失敗悔やむ「自分のミスで負けた」 プロ志望届は「出そうと思っている」

 9回、広陵・真鍋慧は送りバントを失敗し天を仰ぐ(撮影・山口登
 9回、広陵・真鍋慧は送りバントを失敗する(撮影・山口登)
 7回、中前打を放つ広陵・真鍋慧(撮影・山口登)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、慶応6-3広陵」(16日、甲子園球場)

 センバツ4強の広陵(広島)は序盤の3点差を追いつき、タイブレークに持ち込んだが、延長十回に力尽き、準優勝した2017年以来の8強入りはならなかった。”広陵のボンズ”こと真鍋彗一塁手(3年)の最後の夏が終わった。

 真鍋が「自分のミスで負けてしまった。悔しいです」と唇を噛んだのは、3-3で迎えた九回無死一塁。真鍋に送りバントのサインが出されたが、小飛球となってしまい、思わず天を仰いだ。

 1年生の夏以来という高校に入って2度目のサインだったが、「絶対にバントだと思っていたけどできなかった」と予想はしていたと明かした。

 中井監督が名付け親だった”広陵のボンズ”という愛称については、「中井先生に付けてもらって、ありがたくて。たくさんの方に呼んでもらえて光栄だった。重圧はなかった」と感謝した。

 真鍋はこの日4打数1安打1四球に終わり、3度出場した甲子園で本塁打を打つことなく聖地を去ることになった。

 今秋のドラフト候補は、プロ志望届けを提出するかと問われ、「自分的には出そうと思っている。これから中井先生としっかり話し合って決めたい」と話した。

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