巨人・原監督 謎のリクエストを説明「ファーストをもう見てなくてね」攻守に空回り、痛恨のサヨナラ負け
「中日ドラゴンズ2-1読売ジャイアンツ」(16日、バンテリンドーム)
巨人が接戦を落とし痛恨のサヨナラ負け。連勝は2で止まった。
打線が3併殺の拙攻で力投の投手陣を援護できず。ベンチワークも不発に終わり、最下位の中日に痛い1敗を喫した。
試合後、原監督は三回に行った“謎のリクエスト”について説明。「俺の中ではファーストをもう見てなくてね。あそこの場面(二塁)、だというのがあってね。一応リクエストさせてもらった」と振り返った。
言及したのは1点を追う三回2死一、二塁の場面。坂本は三ゴロに倒れ、三塁手・石川昂が二塁に送球。二塁は微妙なタイミングでアウトとなり、原監督がリクエストを要求した。
ただ、二塁手・石垣は一塁にも送球し、一塁塁審がアウトのジェスチャーもしていた。仮に二塁の判定がセーフに覆っても、一塁がアウトのため3アウト。ネットでは“謎のリクエスト”がトレンド入りしていた。
ベンチへ戻ろうとしていた中日選手も足を止めて、不思議そうな表情。結果的に二塁はアウトのままだったが、球場は騒然となった。
波に乗れず、チームは借金生活に逆戻り。指揮官は「1点ではなかなか支配するのは難しいね」と、沈黙した打線に首をひねった。