19年覇者・履正社は2年ぶり8強ならず 仙台育英3失策のイニングにわずか1点 王者の隙突ききれず競り負け

 仙台育英に敗れた履正社ナインは応援団にあいさつに向かう(撮影・山口登)
 2回、履正社・只石琉人は右前に同点適時打を放つ(撮影・山口登)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、仙台育英4-3履正社」(17日、甲子園球場)

 優勝校同士の好カードは史上7校目の連覇を狙う仙台育英(宮城)が接戦を制し、2年連続8強を決めた。仙台育英は春夏通算60勝目で横浜と並び17位タイとなった。19年大会の覇者で、4年ぶり出場の履正社は19年大会から夏の甲子園では8連勝中だったが、連勝が止まった。

 履正社は2-2で迎えた三回、仙台育英に3つの失策が重なって勝ち越したが1点止まり。相手の隙を突ききれず、その後同点に追いつかれると、八回にスクイズで勝ち越しを許した。

 直後に2死から連打で一、三塁の好機を作ったが、代打坂根が空振り三振。六回から登板した仙台育英のエース、高橋を攻略できなかった。

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