連覇へ一歩前進の仙台育英“魔の三回”3失策も1失点に須江監督「奇跡みたい」選手を激励「神様がこの試合勝てと言ってる」

 「全国高校野球選手権・3回戦、仙台育英4-3履正社」(17日、甲子園球場)

 優勝校同士の好カードは史上7校目の連覇を狙う仙台育英(宮城)が接戦を制し、2年連続8強を決めた。仙台育英は春夏通算60勝目で横浜と並び17位タイとなった。履正社は19年大会から夏の甲子園では8連勝中だったが、連勝が止まった。

 三回には1イニング3失策で相手に勝ち越しを許すなど、らしくない面もみせながらも、しっかりと勝ち切った王者。須江監督は「前半守備のミスがたくさん出て、あそこで奇跡みたいに1点しかとられなかった。運命というか神様がこの試合勝てと言ってくれてるんだと選手に話をして、冷静に落ち着いてプレーしてくれた。幸い1、2戦目に厳しいゲームを経験できた。競ったら強いから大丈夫だと言った」と、振り返った。

 決勝点となったスクイズの場面については「尾形がゲーム俯瞰してみていてくれていた。冷静な表情だったので、打席に入る前に、『スクイズいくぞ』と伝えた。ナイスプレー。尾形ならできると信じていた。守備以外はベストゲームに近い」と、うなずいた。

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